QUIZ:少し前に、スーパーマーケットから、ありとあらゆる粉とイーストやベーキングパウダーが消えたことがありましたけれど、さて、イースト(パン酵母)やベーキングパウダーが無かったら、パンは焼けないのでしょうか???
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ANSWER:パン酵母が無くても、パンは焼けます!
酵母は、空気中にも、野菜やフルーツの表面にも、あちこちたくさん存在してるのです
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最近わたしライ麦と水から酵母を育てたサワー種からパンを焼いています。
そのきっかけになった記事は…*
昨年、春にロンドン、秋にプリンスエドワード島(カナダ)に行く機会があって、オーガニックとか食の安全、環境問題についての意識が、高いなぁ…きっとこれが世界のスタンダードなんだなぁということを目の当たりにしたの
たとえお寿司がマヨネーズまみれだったとしても、和食は、間違いなくhealthyとかorganicのコーナーに並んでいて、紫蘇や枝豆、海藻、米、味噌などへの関心も高いってことよくわかったり〜
だいすきな和食が世界に「healthy food」って認められて、とってもうれしくて誇らしい〜♡
と同時に、パンを作るのも食べるのもだいすきですし、もともとは、子どもたちや家族に、添加物やポストハーベスト、遺伝子組み換えとか農薬の心配がない、ヘルシーなものを食べてもらえるように〜との思いでおうちでパンを焼くようになったり、お教室をスタートしたので、healthy lifeにつながる海外の食についての記事を探して読んでます…
特にbakingに関しては、海外のbakerさんたちのblogや雑誌で、数年前からじわじわと注目されてきてるのが、sourdough(サワードゥ)をお家で焼くこと
サワードゥは、グルテンフリーではないけれど、グルテンが少ない。そして消化しやすい。普通のベーカリーでは本物のサワードウは手に入らないから、スターター(サワー種〜中種)を起こしてお家でパンを焼きましょ!って..記事が多いの
それで3月からの自粛生活中、わたしも作り始めました
#コロナのおかげ
わたしは、ライ麦と水で起こしたスターターを20パーセント、そして粉はカンパーニュの配合、水は85%で焼いています。水が多いのでドロドロの生地〜w
これを固いスパチュラでパンチを入れながら生地を仕上げています。発酵の見極めは、いつもと同じね。
水分が多い上に、全粒粉とライ麦の配合もそこそこあるので生地の扱いは、今のわたしの手技ではむずかしい。。。修行しなくちゃです〜
お味は、熟成の味とみずみずしさ、ほのかな酸味と穀物の甘みのバランスがすごく好きなタイプ〜♡
この時代にすごく合ってる気がします。健康を大事にしよう。カラダを大切にしよう。ココロとカラダを育てる食を、安心安全で美味しく、自分の手で作ることから楽しもう!ってね♡
アーユルヴェーダを学んでいて、以前3週間ほど、粉ものfree生活してみたの。流行りのgulten freeとゆうより、わたしがもってうまれた体質と現在の心身の状態、そして、精製された白い小麦は栄養がすくないから、他に優先すべき食事があるから
その結果どうなったかというと。。。!ジャジャン↓↓↓
消化力が上がった感じ、胃がスッキリ軽くなった、呼吸器と肌の状態が改善、頭蓋骨の中の循環通気が良くなり、身体中のスロータスが通る感じ。
現在は、この「心身の調子が良くなった状態」をキープするように、パンを食べてます。食べ方と時間には気をつけながら。やっぱりパンすきなのです♡♡♡
アーユルヴェーダでは、パンは、粉と水をこね合わせることから、重たい性質をもっているモノと分類されます。でもこのsourdoughを食べてみると、小麦粉だけの白パンに比べてかなり軽い。それは、まず、サワー種の酸。酸がカラダに働くことで消化力が上がること。そして生地を自然のリズムに合わせてしっかり熟成させることで、グルテンなど重い成分が分解されていて、消化しやすくなっていること。そして、全粒粉やライ麦のパワーがカラダに満ちてくること…という説明がついて納得する。
五感で感じる体感と、サイエンスからの理論…右脳と左脳両方からのアプローチで自分のなかにストンと入ってくるようになると、だんだん軽やかにしなやかに選択できるようになってくるんですね〜
高校2年までは理数系が得意の、見かけによらず?理屈っぽいのも好きな、リケジョ(←いちど言ってみたかったw)
アーユルヴェーダは、ひとりひとりのココロとカラダの個性を大切にし、より良く健康に美しくしあわせに暮らすための生活科学を教えてくれます
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最後までお読みいただきありがとうございました。
手のひらの中の小さなパン種から、しあわせひろげよ〜う♡
Mindfulness Home Baking
tete atelier kazuでした♡